バレリーナ

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ballerina

勝者はけして諦めない 諦めた者に勝利はない。

次はプロのバレエダンサーを目指した若きバレリーナの物語である。彼女は幼年時にはずっとバレエのレッスンを受けていた。

彼女は自分の人生をバレエに捧げるだけの才能があるかどうか知りたいと思った。そこで彼女は、ある有名なバレエ団が彼女の町にやってきた時、ショーのあと楽屋に行き、そこのバレエの先生に自分の思いを伝えた。

“私はバレリーナになりたいのです。そこで私にはどれだけの才能があるかどうかお尋ねしたいのです。”

“踊ってみて下さい。”とその先生は言ったが、踊り始めてわずか一分かそこらで彼は言った。 “いや、あなたにはそれだけの力量はないですな。”

その女はやるせない思いで帰宅し、バレエシューズを物置に放り投げ、二度と使おうとはしなかった。それどころか彼女は結婚し子供まで儲けた。

子供が成長すると、彼女はあのバレエを参観に行った。ショーが終わると彼女は当時の先生に会った。彼は今や80代になっていた。そこで彼女はあの時二人が交わした会話、才能の有無を見るためにダンスさせられたことなどについて語って聞かせた。

“あれ以来、私の心にのしかかって離れない事が一つだけあるのです。私にはバレリーナになる天分がないなどと、どうしてそんなにはやくわかったのですか?”

“あっ、そのことですか。私はね、殆どあなたの方を見てはいなかった。このことはわたしのところへやってくるバレリーナ志望の人すべてに言って聞かせる事なのです。”

“それはひどいですわ。どうしてそんなことが出来ますの?私も有名なバレリーナになれたでしょうに。”

“いや、そうは思いませんね。” 師匠は言った。

“もしあなたに偉大なバレリーナになる気持ちがおありなら、あなたは私の言った事などには耳をかさず、せっせとバレエに励んだでしょうから。”

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